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外壁や屋根塗装の塗り回数は何回塗りか?

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

基本的に外壁や屋根に塗る回数は、下塗り、中塗り、上塗りの合計3回です。ですが、これは塗料メーカーが発表している塗料の性能を引き出すための最低限の塗装回数です。メーカーの規定を守りしっかり塗装をすることで以下のような効果が得られます。

・塗料の期待耐久年数を発揮できる
・塗膜が剥がれにくくなる
・防カビ、防水などの塗料が持つ効果を十分に発揮できる

但し、下地の劣化状況、仕上げの種類、使用する塗料によって4回以上塗る場合もあります。ここでは4回を越えて塗る場合について説明していきます。

下地の状態が悪いとき

下地の劣化が激しい場合は、下塗りの回数が増える場合があります。

下塗りの主な目的

・中上塗り塗料の密着性を高めるため
・下地の吸い込みを抑えるため
・塗装表面を整えるため

この中で、「下地の吸い込みを抑えるため」という作業に、下塗りの回数が増える理由があります。劣化が激しい下地を塗装する場合、下塗りを1回しても塗料の吸い込みが収まらないことがあります。

吸い込みが収まらずに中上塗り塗料を塗装した場合、下地(外壁)に塗料が染み込み、塗料の色がぼやけるなどの不具合が生じ、均一な仕上がりにはなりません。そのため、1回目の下塗りで下地の吸い込みが激しい場合は、下塗りを2回、多くて3回します。

3回以上塗る仕上げ工法のとき

複層弾性仕上げ

弾性塗料の伸縮性能が長期的に期待できる工法です。下塗り1回、中塗り2回、上塗り2回で合計5回塗ります。

サイディング2色塗分け仕上げ

サイディングのへこみ部分とタイル模様の部分を別々の色で塗ることで、タイル調に仕上げることができる工法です。

最初は、通常通り下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回で目地部分の色を全体的に塗装します。その後、タイル模様部分のみに、別の色で中塗り1回、上塗り1回塗装します。そのため、合計5回塗装します。

目地張り付け仕上げ

コンクリートやモルタルなどの外壁に目地を作成し、タイル調に仕上げる工法です。塗装回数は、5工程以上になります。

タイル調に仕上げたい箇所に目地棒を張り付け、その上から塗料を塗り重ねます。その後、目地棒を取り外せば、その部分と塗装した部分で厚みに差ができ、タイル調の見た目に仕上げることができます。

メーカーの規定で3回以上塗る必要がある塗料を使うとき

使用する塗料のカタログに、仕様として3工程以上の塗装が記載されている場合があります。

そのため、上記の理由以外で塗装の回数が多く提案されている場合は、塗料名を検索し、塗料メーカーのホームページからカタログを見てみましょう。

程数が3工程以上ある塗料例

塗料名 塗料メーカー
GAINA 株式会社日進産業
ルミステージ AGCコーテック
ハナコレクション 日本ペイント
ダイヤモンドコート

日本ペイント

デュフロン4FⅡフレッシュ 日本ペイント
ジキトーン御影 日本ペイント

その他、塗る回数が変化する場合

クリアー塗装をする場合

クリアー塗装をする場合は、下塗りを行わないため合計で2回塗りです。

日当たりが良い面へ塗装する場合

塗膜は、紫外線を受けると劣化が早まります。そのため、日当たりが良い面へ塗装する場合は、上塗りの回数を多くする場合があります。

訪販が提案する5回塗りには注意

訪問販売の見積もりでは、よく5回塗りを提案してくる場合があります。上記で説明したように、場合によっては5回塗りもあります。但し、5回塗りの合計単価が1万円を超える場合は注意が必要です。

また、訪問業者から3回塗り以上の塗装を勧められた場合は、どの塗料を多く塗るのか、またその理由も業者に確認しましょう。

塗料は、塗れば塗るほど耐久年数が上がったりはしません。そのため、塗料の仕様書に記載されている基準を守り、建物の状態にあった塗装をすることが重要です。

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