TOP > 外壁塗装の基礎知識 > 劣化現象 > 外壁や屋根塗装が剥がれる(浮く)原因と補修方法

外壁や屋根塗装が剥がれる(浮く)原因と補修方法

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

剥がれや浮きが発生する主な原因は「施工不備」「経年劣化」「塗装できない素材に塗装する」の3つです。経年劣化の場合は、塗装業者を探し塗装する必要があります。塗装後2~3年で剥がれや浮きが出てきた場合は施工不備の可能性があるので、塗装をした業者に再塗装してもらいましょう。

塗装が剥がれと浮きの原因

施工不備の種類

■乾燥時間を守らなかった
例1) 高圧洗浄の後や、塗料を塗った後の乾燥を待たずに塗装した。
例2) 高温で塗面を熱し、強引に乾燥時間を早めた。

■汚れの撤去が不十分だった
例1) 高圧洗浄で、旧塗膜(死膜)がしっかりと落としきれていなかった
例2) 下地処理後や高圧洗浄後、塗装表面に水分や油分、カビ、埃などが残っていた

■下地処理が不十分だった
例1) ケレン作業で旧塗膜が剥がしきれていなかった
例2) 目荒らしで塗装表面にしっかりと傷がつけれらていなかった
例3) 錆(サビ)の撤去が不十分だった

■下塗り作業に不備があった
例1) 下塗り作業を行わなかった
例2) 下地の吸い込みが収まらずに、下塗り作業を終了した

■塗料の選定、扱いに不備があった
例1) 下地に適していない塗料を使用した
例2) 下塗り塗料と上塗り塗料の相性が悪かった
例3) サイディングに弾性塗料を使用した
例4) メーカーが定めている最低限使用すべき塗料の塗布量を使わなかった
例5) 必要以上に塗料を薄めすぎた

■天候管理をしっかりしなかった
例1) 気温5度以下、または湿度が85%以上の時に施工を行った
例2) 作業途中に雨が降っても塗装した

経年劣化から起こる原因

■外壁にクラックやシーリングに隙間がある
劣化箇所から塗膜内部に雨水が入ると、湿気が溜まり、塗膜が剥がれる原因になります。

■塗料が持つ耐久年数が過ぎている
塗料にはグレードにより様々な耐久年数があります。その耐久年数を越えると剥がれや浮きが出てくることがあります。

塗装できない素材に塗装することで起こる不備

■塗装するものがアルミや鉄だった
アルミや鉄は、元々塗料が付着しにくいため、塗装をしても数年で剥がれてくる可能性が高いです。
※声最近ではアルミに付着しやすい下塗り塗料も出てきているので、塗装できないわけではありません。

■建物内部に劣化がある
配管や水回りから漏水していると、躯体部分を通して湿気が塗膜内部に溜まり、塗膜が剥がれる原因になります。

■サイディングボードが直貼りしてある建物
空気の通り道がないので、湿気がサイディングボードと建物本体の間に溜まり、塗膜が剥がれる原因になります。詳しくは、サイディングを塗装するときの注意点を参照。

例外(凍害)

凍害で、サイディング内に侵入した水が凍ることで体積が大きくなり、内側からサイディングボードを破壊し塗膜が剥がれます。

補修の流れ

1.旧塗膜の剥離

ヘラや研磨紙を用いて、浮いている塗膜や剥がせる塗膜を全て剥がします。万が一、剥がせる塗膜が残ったまま塗装してしまうと、新しい塗膜もすぐに剥がれるので注意が必要です。

また、以前の施工に不備があったとわかった場合は、全面剥離する場合もあります。

2.パターン調整

モルタル外壁の剥離の場合、剥離があった場所は周りの外壁と同じような凹凸模様になっていません。そのため、下塗りをする前に、周りの外壁と同じ模様にするためスプレーを使用し模様付けをします。

3.下塗り、中塗り、上塗り

下塗り材を塗布ししっかり乾燥させることで、早期の塗装の剥がれが起こる可能性は低くなります。

劣化現象に関するコンテンツ一覧

チョーキングとは、外壁を触ると手に白い粉が付く現象です。色あせの次に来る劣化現象です。

クラックとは、壁にヒビ割れが入る現象です。クラックのサイズにより3つに分類され、補修方法も異なります。

ガン肌とは、塗面がオレンジの皮の表面のような凹凸の状態になる劣化現象です。

硬化不良とは、塗料の既定の乾燥時間を守らないことによって起こる初期不良です。

塗膜欠陥とは、塗料を薄める、乾燥時間を守らないなどにより、期待耐久年数よりも早く劣化現象が現れることを言います。

外壁や屋根が変色する原因には、塗膜の劣化、コケと藻やカビの発生、施工不備と塗料の不具合、ブリード現象、サビの発生などがあります。

外壁塗装の色ムラが起きる主な原因は、施工不備によるものです。色ムラが発生している場合は、塗料の耐久性や防水機能などが100%発揮されていない可能性があるので注意が必要です。

ピックアップ

半年以内に外壁塗装を検討している方は以下のコンテンツを読むことをオススメします。外壁塗装で失敗しないために重要な、価格相場や業者の選び方、塗装に適した時期などを説明しています。

外壁塗装の劣化現象には、まだ放置しても大丈夫なものと直ぐに塗装した方がいいものがあります。この判断は業者に建物を見てもらうのが確実です。

外壁塗装のベストシーズンと、業者が最も塗装に向かないと答えた時期を説明していきます。

当サイトの紹介業者で施工した内、情報公開に協力いただいた482棟、総額558,623,419円分のデータを元に作成しています。これが本当の相場です。

外壁・屋根塗装に使われる塗料の種類や特徴、単価相場を説明していきます。

ピックアップ

外壁塗装業者

外壁塗装の基礎知識

運営団体について

ページトップへ戻る