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訪問販売が30年持つ言い5回塗り合計単価15,300円、総額456万円の例

株式会社カルテット代表:宇野清隆
オリジナル塗料で耐久年数が長い(30年など)と言われた場合は要注意!

どんなに良い塗料を使っても5,000円前後が相場なので、今回の15,300円はありえません。このような業者は訪問販売に多く「うちのオリジナル塗料はセラミック系の塗料で、単価が高くても30年持つ塗料なので長い目で見れば安いです!」このようなことを言います。

まずありえませんが、仮に外壁や屋根が30年持ったとしても付帯部分がウレタンなら5~8年でダメになりますし、目地部分も10年くらいで補修が必要になります。この点についてはどう考えているのでしょうか…。その場で契約しないで、必ず他の塗装専門店からも見積りを取り比較しましょう。

建物情報

種類 一戸建て2階建て
規模 述べ床面積40坪
築年数 15年
塗替え間隔 15年(初めての塗装)
見積書の有効期限 1ヶ月
お支払い方法 契約後50%、完工後50%
保証 外壁5年、屋根5年

見積書の危険度

98% 費用
外壁面積
塗料品質
支払い方法
保証

実際の見積書

関東を中心に訪問販売をしている会社です。塗料の単価がありえないくらい高く、総額も450万円を越えています。このような業者は多くはありませんが注意してください。どんなに値引きされても少しでもおかしいと思ったらその場で契約はしないことをお勧めします。

内容 詳細 単価(円) 数量(m2) 金額(円)
(1)外壁塗装工事
仮設足場 枠組W=600、一部単管
ブラケット運搬・建設・撤去
\600 518 ※1 310,800
養生(数量/m) メッシュ養生 一式 1 25,000
高圧洗浄 高圧ジェッター水洗工事 \150 427 64,050
養生(数量/m) ビニール養生(開口部など) 一式 1 25,000
下地処理 コーキング 一式 1 28,000
下地調整 ●●●● ※2 1,900 ※3 347 ※4 659,300
主材吹付け又はローラー ●●●●中塗り ※2 3,200 ※3 347 ※4 1,110,400
主材吹付け又はローラー ●●●●上塗り ※2 3,200 ※3 347 ※4 1,110,400
仕上げ(クリア) ●●●●トップコートx2 ※2 7,000 ※3 347 ※4 2,429,000
付帯部 ケレン、エキシポ系錆止め
ウレタン仕上げ ※5
一式 1 85,000
清掃作業 家屋廻り清掃及び残廃処理 一式 1 30,000
小計 5,876,950
 
(2)屋根塗装工事
洗浄 高圧洗浄 サービス   0
下地処理 コーキング・埋め込み サービス   0
下地調整 専用シーラー ※6 700 ※7 63 44,100
主材塗布 ■■■■社:●●●● ※6 5,500 ※7 63 346,500
小計 390,600
 
(3)オプション工事
メジ補修 メジ補修 ※8 一式   300,000
小計 300,000
 
(1)+(2)+(3) 小計(税込)   6,567,550
値引項目   △2,000,000 ※9
見積り合計金額(税込) 4,567,550 ※10

優良塗装店が解説!チェックするべきポイント

※1 仮設足場の面積が大きすぎる
仮設足場の面積が518.0m2なので、述べ床面積が40坪の建物にしては大きすぎます。単価は相場ですが足場面積が大きすぎるため、足場の総額が310,800円と高くなっています。足場の計算方法はこちら

※2.3.6.7 オリジナル塗料を使っている
●●●●の部分には業者のオリジナル塗料名が書かれていたので注意が必要です。外壁の塗料が5回塗りで合計単価が15,300円となっていて、いくらなんでも高すぎです。ここまで高いと壁を張り替えた方が安いくらいです。また、屋根の塗料の単価も合計すると6,200円なので高すぎます。屋根面積は相場の範囲内です。

※4 外壁面積が大きすぎる
外壁部分の面積が347m2となっていて、述べ床面積が40坪の建物にしては大きすぎます。外壁の塗り面積の計算方法はこちら

※5 ウレタン塗料はあまり使わなくなっている
最近では、付帯部分でもウレタンは使わなくなってきているので注意が必要です。

※8 目地部分の補修方法が書かれていない
目地の補修方法は、 打ち替え(1,200円/m2)・打ち増し(600円/m2)の2パターンあります。どちらの施工方法かがわかっていなければ、シーリングの料金が高いのか安いのかがわからないので注意が必要です。また、シーリングに使う材料も書いていないので注意。

※9 割引金額が高すぎる
元の金額から200万円もの割引をすることはまずありえません。このような場合は、塗料の単価が高かったり、面積が大きく出されている場合がほとんどです。そこで見せかけの割引をして契約を取る手口です。ただ、今回の場合は200万円割引してもまだ高すぎます。

※10 総額が高すぎる
延べ床面積40坪の建物で450万円を越えることはまずありません。この金額だと塗装ではなく、外壁屋根共に張替えができてしまいます。

その他、訪問販売の危険な見積書の例

危険度92%。外壁と屋根、付帯部分の塗装で総額350万円を越えた、ありえない見積書の例です。なぜ、このような金額になったのでしょうか。ここでは、外壁面積と塗料の単価に注目して解説しています。> 詳細はこちら

危険度90%。外壁と付帯部分の塗装で240万円を越える見積書の例です。良くあるオリジナルの塗料ではなく、日本ペイントの塗料を使っていますが、なぜこんなに高額になったのかを解説しています。> 詳細はこちら

危険度70%。外壁と付帯部分の塗装でモニター割引があり89万円になった見積書の例です。なぜ、このような見積書が危険なのかを解説しています。> 詳細はこちら

業種別、危険な見積書

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