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概算はあくまで相場の確認に。現地調査をして見積書を出す重要性とは?

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

概算では、正確な外壁面積や劣化状況がわからないため、正しい見積書は出せません。概算で大まかな相場を確認するなら問題ありませんが、契約する場合は必ず現地調査をして正確な見積書を作成してもらいましょう。

色々な方法で見積りを作成する業者がいますが、しっかりとした現地調査をせずに概算だけ契約を迫る業者は危険です。ここでは、なぜ概算だと料金が正確に出せないかという点を説明していきます。

概算だと正確な見積り金額だ出せない理由

概算とは、おおよその見積り金額を出すことで、図面などは使わず建物の延べ床面積から外壁や屋根面積を計算して金額を出します。建物の坪数だけでは、正確な見積りを出せない理由は以下の通りです。

1.坪数が同じでも凹凸があるとない建物だと面積が全然違う

同じ建坪でも外壁1周の長さが違うことがあります。例えば、上図のパターン1とパターン2は同じ坪数(30坪=約100m2)になります。しかし、外壁1周の長さは異なります。外壁の長さが違うと塗る面積が大きくなるので、より多くの塗料が必要になり施工金額は高くなります。

仮に家の高さが6mだとした場合、パターン1では外壁面積240m2、パターン2では324m2になります。実際にはここから開口部をマイナスした面積から見積書を作りますが、同じ坪数でもここまで外壁面積が変わります。

また、外壁の材質の凹凸によっても必要な塗料の量が左右します。凹凸の激しい壁面は塗料を多く使用するので、施工金額が少しだけ高くなることもあります。

2.劣化の状況がわからないので、塗装以外の補修に必要な金額が出せない

外壁塗装は、塗料を塗るだけではなく、劣化箇所を的確な補修をしなければなりません。これをやらないと、どんな良い塗料を塗っても直ぐに剥がれてくる場合もあります。

当たり前ですが、図面には建物の劣化状況は載っていないので、現地調査をしないと補修にかかる費用を見積りできません。

ヒビ割れの大きさだけでも以下のように違います。その他、木部などの付帯部分や屋根なども劣化で補修方法が異なり金額が変わります。

劣化具合 補修内容 単位 価格相場
ヘアークラック
0.15mm以下のヒビ割れ
髪の毛ほどの小さなクラックは、カチオンフィーラーを刷り込み塗装をする。 一式 5,000~15,000円
0.16mm~0.29mm以上のヒビ割れ シーリング材を注入してからカチオンフィーラーを刷り込み塗装をする。 一式 15,000~35,000円
0.30mm以上のヒビ割れ

ヒビ割れ箇所の奥にシーリングが届くようにUカットして補修する。その後、外壁面を綺麗にするため肌合わせをするので手間がかかる。

一箇所 5,000~8,000円

延べ床面積からの見積書で契約する危険性

延べ床面積からの計算だと、正確な外壁や屋根の面積を計算できません。そのため、業者が想定していたよりも面積が大きかった場合に塗料の量が足りなくなる可能性もあります。

このようなことが起きないように、予め大目の塗料を発注したりする業者だと、見積り料金が高くなります。また、足りないまま施工をする業者だと3回塗り予定を2回にしたり、塗料を水で薄めて量を増やすようなことをやる業者もいます。

このようなことをやられると、塗装の耐久年数が落ちてしまい、思っていたよりも早く劣化することがあります。

見積り方法別の数値の正確度は図の通りです。

もし、業者が「延べ床面積からの見積書で十分。現地調査をすると手間がかかるので、見積り金額が高くなる。」このようなことを言う業者は、信用できません。施工後のトラブルになる可能性もあるので、断ったほうが良いです。

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