鈴木良太【外壁塗装110番 代表】
幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。
宇野清隆【株式会社カルテット 代表】
職人暦20年、他の塗装店にも技術などを教えるプロ中のプロ。日本ペイント、アステック、その他の大手塗料メーカーから全国1位の実績と表彰。審査の厳しいホームプロでは、毎年顧客満足優良店に選ばれる。
児玉圭司【株式会社児玉塗装 代表】
名古屋市で地元のお客様に愛されて50年。児玉塗装の3代目。16歳の若さで塗装業入りし、趣味も特技も塗装。圧倒的な知識と技術でお客様からの満足度も高い。
ダイヤモンドコートの特徴と価格、実際に使った業者の感想まとめ
ダイヤモンドコートは、日本ペイントから販売されている無機塗料で、関東と愛媛県の限定販売です。
認定施工店制度があるため、限られた業者のみ使える塗料です。この認定施工店のみが使える塗料として、アルマースSiというシリコン塗料もあります。
特徴とメリット
通常の塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りですが、ダイタモンドコートは、3回塗り後にUVカット機能のあるクリヤーコーティングするため、10年後経っても色褪せしません。
これらのやり方は、自動車や携帯電話などの工業製品ではよく行われる工程です。
30年スパンで見るとシリコンよりお得に！
一般的なシリコン塗料は、10年に1回塗装が必要になります。しかし、ダイヤモンドコートは15年はもちます。
30年で考えると
・シリコン：10年に1回の塗装で1回あたり100万円前後：30年で約300万円
・ダイヤモンドコート：15年に1回の塗装で1回あたり130万円前後：30年で約260万円
上記は例ですが、一般的なシリコンと比べると30年で40万円ほどお得になる可能性があります。
藻やカビの発生を制御
ダイヤモンドコートは、塗膜面が超親水性になるため、表面に付着した汚れを雨が浮かせて落とすことができるので、綺麗な状態を保ちます。
超親水性で、雨水が汚れを落とす
ダイナミックトップは水性の塗料のみです。 F☆☆☆☆なのでホルムアルデヒドの放散量が少ない環境に優しい塗料です。
ブリックシステムによる意匠性塗装
ブリックシステムとは、目地部分とトップ部分で色を変えて塗装をする施工方法です。
レンガ調サイディングなどの意匠性がある外壁を塗装する際、従来の塗装方法では目地部分も単色で塗り潰してしまうため、せっかくのレンガ調のデザインが隠れてしまいます。
ですが、ブリックシステムの場合は、目地部分とトップ部分で塗り分けるので、目地部分や模様を隠すことなく自然な立体感が生まれ、これによりレンガ調やタイル調などの意匠性を再現することが可能になります。
ただし、リシン仕上げや吹付けタイルなど外壁の種類によっては、ブリックシステムを行えないため、その場合は目地も塗り潰すプレーンシステムを用いて塗装します。
リウォール診断士によるサポート
リウォール診断士とは、日本ペイントが開催するビジネスマナー研修や工法実習などを受講し、メーカーに認められた者に与えられる資格です。
ダイヤモンドコートの認定施工店になっている業者には、必ずリウォール診断士が在籍しており、調査から施工、アフターフォローに至るまであらゆる点に関して相談することができます。
メーカーによる研修に参加し、塗装技術も認められた資格者なので、安心して工事を任せられます。
メーカーの保証期間
ダイヤモンドコートで塗装をすると、施工店と大手損害保険会社が締結している「塗膜保証付保険」が付いてきます。保証期間は仕様によって異なり、3年～最大7年です。
塗膜保証付保険の大きな特徴は、保証の対象範囲が外壁だけでなく、一緒に塗り替えをした箇所すべてが含まれるという点です。
一般的な塗料の場合は、保証の対象となるのが外壁のみで、付帯分に関しては対象外となります。しかし、ダイヤモンドコートであれば、雨樋や軒天などの付帯分も対象となるため、これらの部位に不具合が生じた際も保証を受けることができます。
ただし、以下の箇所については保証の対象外になります。
・シーリング上の塗膜
・外構、塀
・住宅基礎部
シーリング上の塗膜は劣化しやすく、外構や塀も土止めなど裏面水の影響を受けやすいので、保証対象には含まれません。また、住宅基礎部は雨水の跳ね返りがあるため、通常は塗装しません。
メーカー発表の耐久年数
15年
デメリット
塗装できる業者が少ない
前述したように、ダイヤモンドコートはメーカーに認められた業者だけが扱える「認定施工店制度」を設けているので、全ての業者が使用できるというわけではありません。
また、エリアも関東と愛媛県のみと限られており、2023年現在で認定施工店は13社しかいません。
そのため、ダイヤモンドコートを使用したいという方は、まずメーカーのホームページなどから認定施工店を探す必要があります。お住いの地域によっては取り扱いできる業者がおらず、ダイヤモンドコートで塗装できない場合もあるでしょう。
工期が長くなることがある
一般的な塗料は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本となりますが、ダイヤモンドコートの場合はさらにUVカットクリヤー塗料も塗布するため、通常よりも塗装作業に時間を要します。
工期は天候や建物の規模などによっても異なりますが、UVカットクリヤー塗料の塗装・乾燥に最低でも2日はかかるため、工期もその分長くなる可能性があります。
ダイヤモンドコートを使用する際の注意点
ダイヤモンドコートで使われているUVカットクリヤー塗料は、フッ素塗料の上に塗ることはできません。フッ素塗料と併用してしまうと、早期の剥がれや色あせなどの施工不良の原因になります。
そのため、上塗りでフッ素塗料を使用して、UVカットクリヤー塗料でさらに耐久性を高めるといった方法は行えないということです。
フッ素塗料の上からUVカットクリヤー塗料を塗装した場合は、メーカーによる塗膜保証の対象外となるので注意しましょう。
塗料の価格や単価
弊社の過去の施工事例を参考にすると、4回塗りの合計単価で3,800～4,500円/m2あたりになります。
実際にダイナミックトップを使用した業者からの評判
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高いだけあってとてもいい塗料です。お客様の要望次第では、とてもオススメできます。 |
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販売当初から使っていますが、6～7年前に塗装した建物でもピカピカしています。 |
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ダイヤモンドコートの性能自体は良いものだと思いますが、認定施工店の中でも表彰されているような会社が倒産したと聞いたり、新規加盟店の募集を停止したりと、不安があります。 |
Ｓ 様
Ｙ 様
Ｍ 様
Ｍ 様
Ｓ 様
Ｎ 様
Ｓ 様
Ｍ 様
