TOP > 塗料の種類や特徴 > 塗料選びに役立つ知識 > 可塑剤(かそざい)とは?

可塑剤(かそざい)とは?

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

可塑剤は、ある材料に柔軟性を与えたりするために加える材料です。外壁塗装では、シーリング材や塩ビ等のゴム類、弾性塗料などに入っています。この可塑剤の性質をしっかり理解していない業者が塗装をすると、可塑剤移行という初期不良になる可能性があります

可塑剤の入ったシーリングを使う場合は、ブリード現象という汚れが付きやすくなる現象が起こる可能性があるので注意が必要です。

美観も耐久性も悪くなる可塑剤移行(ブリード現象)とは?

ブリードのの画像可塑剤移行(ブリード現象)とは、可塑剤が入ったシーリングの上から塗装を行うと、約1年~2年で可塑剤が塗装面へ溶け出ていき、塗料を変質させてしまうことを言います。

ブリードのの画像この現象が起こると、変質した塗料の表面がベタつき、ゴミが付着し黒ずんでしまいます。美観が悪くなるのはもちろんのこと、耐久性も悪くなってしまいます。主にサイディングの目地部分とモルタルのヒビ割れ部分に起こる可能性があります。

予め可塑剤移行を防止する方法

1.ノンブリードタイプのシーリング材を使う
サイディングの目地部分や、モルタルのビビ割れ部分にシーリング材を使う場合は、可塑剤移行が起こりにくいノンブリードタイプのシーリング材を使う方法があります。

2.シーリング材の上に可塑剤移行防止プライマーを塗装してから上塗りする
ブリードタイプのシーリング材を使う場合でも、専用の可塑剤移行を防止するプライマーを塗ってから中上塗りをすれば、ブリード現象を防止できます。

参考:日本ペイント株式会社:ブリードオブプライマー
http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/products/prd_45.html

3.シーリング材の上に塗装しなくても耐久性があるタイプを使う
サイディングの目地部分で、シーリング材の上に塗装しなくても十分な耐久性があるタイプを使う方法もあります。この場合は、塗装した後に上からシーリング材を注入します。塗る順序が重要です。

起きてしまった可塑剤移行を対処する方法

サイディングの目地部分で起こってしまった場合は、古いシーリング剤を撤去してからノンブリードタイプのシーリングを使い、上から塗装すれば問題は解決します。

しかし、モルタルなどのヒビ割れ部分に、既にブリードタイプのシーリング材が注入されている場合は、取り出すことは不可能なので、対象箇所に可塑剤移行防止プライマーを塗装した上から通常の塗料を塗り方法が行われます。

その他、塗料に関するコンテンツ

アクリル塗料の特徴と単価
ウレタン塗料の特徴と単価
シリコン塗料の特徴と単価
ラジカル塗料の特徴と単価
フッ素塗料の特徴と単価
光触媒塗料の特徴と単価
無機塗料の特徴と単価

当サイトに参加している優良業者に、自分の家を塗装すると仮定してどの塗料を使うか選んでもらった結果を公開。

訪問販売の営業トークで「セラミック系塗料で長持ちです!」と言われることがありますが、このようことを言われたら注意です。セラミックの塗料とは何なのか?なぜ注意が必要なのか?を説明します。

設計単価とは、塗料メーカーは発表している塗料の単価です。家電製品のメーカー希望小売価格のようなものです。ここでは、設計単価の調べ方を説明します。

業者がメーカーに塗料を発注したときに、記録として出荷証明というものがあります。ここでは、出荷証明について説明します。

ピックアップ

半年以内に外壁塗装を検討している方は以下のコンテンツを読むことをオススメします。外壁塗装で失敗しないために重要な、価格相場や業者の選び方、塗装に適した時期などを説明しています。

外壁塗装で失敗しないためには、優良業者から複数の見積りを取り比べることが重要です。当サービスを利用すれば、簡単に複数業者から見積りが取れます。

お客様から弊社に相談があった1,000件を越える見積書を分析した結果から、悪徳業者の見積書を判断するポイントをまとめました。

当サイトの紹介業者で施工した内、情報公開に協力いただいた482棟、総額558,623,419円分のデータを元に作成しています。これが本当の相場です。

当サイトでも過去の施工事例から色別にサンプルを掲載していますので、大まかなイメージを決めてから業者に相談しましょう。

ピックアップ

外壁塗装業者

外壁塗装の基礎知識

運営団体について

ページトップへ戻る