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下塗り塗料(シーラー、プライマー、フィラー)の重要性とは?

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

シーラー、プライマー、フィラーは、下塗り塗料(1回塗り)と言われ、外壁や屋根の塗装面と上塗り塗料の付着をよくする役割があります。単価は700~1,200円/m2です。

シーラーとプライマーは、名前は違いますがほぼ同じものです。フィラーは、モルタルの外壁材にヘアクラックがある場合などに使われ、サイディングには使いません。

どんなに良い上塗り塗料を使っても、これらの下塗りがしっかりしていないとすぐに剥がれてくる可能性があります。そのため、塗装面の状態がよくても必ず下塗りはします。

下塗り塗料とは、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗る塗料です。そのため、下地処理に含めて呼ばれる場合もあります。下塗り塗料は、中・上塗りの密着性を良くするために、塗装面を整えるための塗料です。代表的なものにプライマーとシーラー、フィラーがあります。

シーラーとプライマーとは?

人によっては薄く塗るのがシーラー、厚く塗るのがプライマーとか、水性はシーラー、溶剤はプライマーあと考えている人もいますが、正しい定義はありません。一般的には、プライマーとシーラー同じだと考えて問題ありません。このサイトでは、まとめてシーラーと呼びます。

シーラーの役割とは?

シーラーは、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗るもので、その後に塗る中・上塗りと塗装面の密着性を高める役割があります。よく下塗りと言われます。実は、上塗り材には密着性はありません。そのため、シーラーが両面テープのような役割をします。

また、痛んでいる塗装面は塗料を吸い込んでしまう性質があります。そのため、シーラーをたくさん吸収させ、吸い込みを止める役割もあります。この場合、通常1回だけ塗るところを2回塗る必要があります。

もし、吸い込みが止まらない状態で中塗りしてしまうと、表面にシーラーがない状態で塗装するようなイメージなので、密着性が悪くなり耐久性が落ちたり、艶がある塗料を使っているのに艶が出なかったりと初期不良になる可能性があります。どんなに良い塗料を使っても、シーラーをしっかり塗らないと意味がありません。

代表的なシーラーと単価

代表的なシーラーは、日本ペイント株式会社のファイン浸透シーラーなどがあります。単価は700~900円/m2です。

参考URL:http://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/products/prd_114.html

劣化が少ない場合は水性、劣化が激しい場合には油性タイプを使う

シーラーにも水性と油性タイプの塗料があります。劣化の状況や前回の塗料などに合わせて選びます。油性シーラーの上に水性の上塗り塗料を塗っても問題はありません。

種類 特徴
水性タイプ ・浸透性が低いので、あまり吸い込まない
・劣化が少ないときに使う
・乾燥時間が3~4時間と長い ※下地の状態や気候によります
・臭いが少ない
油性タイプ ・浸透性が高いので、よく吸い込む
・劣化が激しいときに使う
・乾燥時間が30~60分と短い ※下地の状態や気候によります
・臭いが強い

下地の状態がよければシーラーを塗らない場合もある!?

確かに塗料によっては、下地の状態が良ければシーラーがいらないと書かれている塗料もありますが、そこまで下地の良い状態で塗装する方はいないので、必ず下塗りを行うと考えて間違いありません。

フィラーとは?

砂骨ローラー

フィラーとは、モルタルの外壁材にヘアクラックがある場合や、下地に凸凹や段差のある場合に平滑にならす為に使われる下塗り塗料です。フィラーは、厚く塗らなくてはならないため、砂骨(さこつ)ローラーというウールローラーと比べて塗布量が2~3倍になるローラーを使います。

フィラーには水性タイプしかありません。下地の劣化が激しい場合は、シーラーを吸い込ませてからフィーラーを塗る場合もあります。通常、サイディングにフィラーは塗りません

もっとも使われる微弾性フィラー

微弾性フィラーとは、モルタルの外壁材に使う下塗り塗料で、シーラーとフィラーの機能を合わせた機能があります。ヘアクラックがある場合はこのタイプの下塗り材が一番使われます。微弾性も厚く塗らなくてはならないため、砂骨ローラーを使います。

微弾性フィラーの単価

単価は900~1,200円/m2です。

その他の下地塗料

その他には、サーフェイサー、プラサフバインダーがありますが、あまり使われません。

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