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訪問販売で外壁面積を大きく出されオリジナル塗料で330万円を越えた例

株式会社カルテット代表:宇野清隆
大手メーカーの塗料を相場以上の単価を提示してくる業者もいるので注意!

塗料がこの業者のオリジナル塗料で、単価が3回塗りの合計で5,600円になっています。オリジナル塗料だと、塗料の単価を他の塗料と比べることが難しいですが、どんなに高級な塗料でも5,000円前後なので注意が必要です。また、述べ床面積が40坪で外壁面積が276m2なので大きすぎます。この2点から総額が300万円を越えて、優良業者ではありえない見積書になっています。

建物情報

種類 一戸建て2階建て
規模 述べ床面積40坪
築年数 10年
塗替え間隔 10年(初めての塗装)
見積書の有効期限 1ヶ月
お支払い方法 完工後
保証 外壁5年、屋根2年 ※1

※1:この金額の塗料にしては保障期間が短すぎます。一般的なシリコンより短いです。

見積書の危険度

92% 費用
外壁面積
塗料品質
支払い方法
保証

実際の見積書

全国に店舗がある訪問販売で有名な会社です。この会社以外にも、訪問販売でよく見られるパターンの見積書です。外壁の面積が大きく塗料の単価も高いため総額が200~300万円を越え、その場で契約すると50~100万円以上の割引があることが多いです。このパターンの見積書は100回以上見ています。

施工項目、仕様 型式 メーカー 数量 単価(円) 金額(円)
■仮設工事
仮設足場     367m2 ※2 500 183,500
メッシュ養生     367m2 ※2 150 55,050
高圧洗浄     389m2 ※3 80 31,120
開口部・その他の養生     一式   91,500
シーリング増し打ち工事     152m2 500 76,000
■外壁
外壁-下地調整 ●●●● ※4 ■■■■ ※4 276m2 ※5 800 ※6 220,800
外壁-中塗り ●●●● ※4 ■■■■ ※4 276m2 ※5 2,400 ※6 662,400
外壁-上塗り ●●●● ※4 ■■■■ ※4 276m2 ※5 2,400 ※6 662,400
目地シーリング打替え工事     236m2 1,200 283,200
■屋根
屋根-下地調整 ●●●● ※4 ■■■■ ※4 112m2 ※5 800 ※6 89,600
屋根-中塗り ●●●● ※4 ■■■■ ※4 112m2 ※5 1,800 ※6 201,600
屋根-上塗り ●●●● ※4 ■■■■ ※4 112m2 ※5 1,800 ※6 201,600
縁切り部材     112m2 400 44,800
■その他
残材処理     一式   85,200
 
小計     2,888,770
諸経費 7%   202,214 ※7
小計     3,090,984
消費税 8%   247,279
合計 3,338,263 ※8

優良塗装店が解説!チェックするべきポイント

※2.3 足場、メッシュシート、高圧洗浄の面積が大きすぎる
述べ床面積が40坪の建物にしては、仮設足場とメッシュ養生の面積が大きすぎる可能性があります。単価は正常な金額です。足場の計算方法はこちら。後で書く外壁部分が大きいので、それに合わせて全体の面積が大きくなっています。

※4 オリジナル塗料は注意
塗料名のところに、この会社のオリジナル塗料が書かれていました。オリジナルの塗料は品質が不明なので使う業者は注意が必要です。

※5 外壁と屋根の面積が大きすぎる
塗装部分の面積は、業者によって開口部(窓など)を含む・含まないと違いがあるので、しっかりと確認しましょう。述べ床面積が40坪の建物にしては、仮に開口部を含んだとしても276m2は大きすぎます。外壁の塗り面積の計算方法はこちら

※6 塗料の単価が少し高い
3回塗りの合計金額が5,600円なので、特殊塗料や高級塗料だとしても高いです。ここまで高い単価の場合は注意が必要です。

※7 諸経費が高すぎる
諸経費が何に使われる費用なのかが書かれてなく、20万円を越えているので注意が必要です。

※8 総額が高すぎる
2階建て述べ床面積40坪で、合計金額が180万円を越えることはまずないので、300万円を越えているこの見積書は注意が必要です。

その他、訪問販売の危険な見積書の例

危険度98%。外壁塗装の単価が15,300円という張替えよりも高い見積書の例です。単価以外にもおかしな点があるので、その点についても解説しています。> 詳細はこちら

危険度90%。外壁と付帯部分の塗装で240万円を越える見積書の例です。良くあるオリジナルの塗料ではなく、日本ペイントの塗料を使っていますが、なぜこんなに高額になったのかを解説しています。> 詳細はこちら

危険度70%。外壁と付帯部分の塗装でモニター割引があり89万円になった見積書の例です。なぜ、このような見積書が危険なのかを解説しています。> 詳細はこちら

業種別、危険な見積書

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