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まとまったお金がないときに外壁塗装の料金を安くする知恵

更新日:2019/07/18

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解説者鈴木良太【編集者・サイト管理人】
幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。

宇野清隆【株式会社カルテット代表】
職人暦20年、他の塗装店にも技術などを教えるプロ中のプロ。日本ペイント、アステック、その他の大手塗料メーカーから全国1位の実績と表彰。審査の厳しいホームプロでは、毎年顧客満足優良店に選ばれる。

児玉圭司【株式会社児玉塗装代表】
名古屋市で地元のお客様に愛されて50年。児玉塗装の3代目。16歳の若さで塗装業入りし、趣味も特技も塗装。圧倒的な知識と技術でお客様からの満足度も高い。

【この記事の要約】

外壁・屋根塗装は安くはないリフォームです。そのため、「少しでも費用を抑えたい…」と思う方は多いです。

そこで、このページでは、無理なく安くする方法や、まとまったお金を用意できない場合のローンの説明、費用を抑えたいからと言ってやってはダメな行為を説明していきます。

外壁塗装を先延ばしにするリスク

一般的に、住宅は新築から7~10年で外壁塗装を行うのがよいとされています。外壁塗装には、塗料の膜で雨水などの外気から建物を守る役割がありますが、10年も経つと塗料が劣化して剥がれてきたり、コーキングなどの様々な部分にも変化が生じてきたりします。

放置してしまうと、住宅内部の素材が痛み大掛かりなリフォームが必要になる場合もあるので、注意が必要です。

外壁・屋根の劣化の一例

・チョーキング:外壁を触ると手に白い粉が付く現象
・クラック:壁にヒビ割れが入る現象
・ガン肌:塗面がオレンジの皮の表面のような凹凸の状態になる現象
・ブリード現象:コーキング材が劣化して、可塑剤という成分が塗膜に侵食している現象

塗装する際に、屋根や外壁の雨漏りのチェックなども行うため、塗装と同時にその他の劣化の補修も行うことができ、住宅の状態を長持ちさせることができます。

もし雨漏りに気づかず症状が進行してしまうと、シロアリの被害などによって、最悪の場合、家屋が倒壊する恐れもあるのです。雨漏りのリスクについてはこちら

このような場合、外壁塗装の費用などとは比べ物にならないほど膨大な修繕費がかかることになってしまうため、定期的なメンテナンスが非常に重要になります。

外壁塗装を行うベストなタイミングとは?

では、具体的にいつ外壁塗装を検討すればよいでしょうか。住宅の状況によって変わりますので、それぞれ見てみましょう。外壁塗装に適した時期や築年数はこちらでも説明しています。

天井や壁にシミがある場合

雨漏りの可能性が高く、緊急度が高いです。もしかしたらシロアリがいる恐れも…。すぐに専門業者に依頼し、調査と修繕のご相談をしてください。シロアリについてはこちら

外壁に明らかな劣化が見られる場合

最初に見られる劣化が色褪せですので、チョーキング現象、カビなどがある場合は劣化が進行しています。放置すると住宅内部に影響が出る可能性が高いため、専門業者に調査を依頼してください。

新築から5~7年目

塗装し直すには早い時期ですが、もし新築時に手抜き工事をされた場合、新築時にアクリル塗料などの安い塗料を使っていた場合は、早期に劣化する可能性があります。早めに状態の調査だけでも依頼すると安心です。

新築から10年目

塗装の目安が10年ですので、そろそろ目に見える変化や、部品が劣化する時期でしょう。複数社に見積もりを取り、すぐに塗装したほうがよいのか、そこまで緊急度が高くないのか、状態を把握してください。

外壁塗装の費用を安く抑える5つのコツ

では実際に外壁塗装を行うとなった場合、費用を抑えるためにどんな点に気をつければよいでしょうか?いくつかポイントがあります。

【コツその1】現金払いにする!

最近では、クレジットカード払いに対応する業者さんも増えてきました。支払う側はクレジットカードを使うとポイントが貯まるなどのメリットがありますが、業者さん側はクレジットカード会社に総額の2~3%を手数料として支払わなくてはなりません。

つまり、クレジットカードで支払うと業者さんの利益は2~3%減ります。その状態からさらに値下げ交渉は難しいので、現金払いをオススメします。

【コツその2】塗装業者に早めに予約!

塗装業者に早めに相談し、先方の都合のよい施工スケジュールに合わせるというコツです。

外壁塗装には人気の時期があり、優良業者には繁忙期に依頼が集中しがちです。そこで、早めに予約しておき、依頼が落ち着いている時期に施工してもらうように相談することで、その分費用を抑えられないか交渉する余地ができるということです。

ただし、こちらの都合は伝えられないため、先方の都合に柔軟に対応する必要があります。

【コツその3】人気のない季節を選ぶ!

一般的に、外壁塗装に向いているのは春と秋と言われています。空気が乾燥しているので、しっかりとした施工をしやすいためです。優良業者の場合、これらの時期だと3ヶ月先まで予約が埋まっているということも珍しくありません。

しかし、夏や冬が外壁塗装に不向きかというと、そうではないのです。それぞれの季節の特徴に合わせた施工ができる優良業者に依頼することが必須ですが、空いている時期にはこのような業者でも思わぬ値引きをしてくれることもありますので、オススメです。

【コツその4】複数社に見積もりを依頼!

複数社から見積もりを取って比較検討することを相見積もりと言いますが、これは費用を抑えるためだけでなく、優良業者を選定するためには必ず行っていただきたいことです。

比較することで相場を知り、その上で安い業者を選ぶことができますし、何より悪徳業者を避けることができます。

というのも、安く済ませようとするあまり、相場より大幅に低価格の業者を選んでしまうことがありますが、これはほとんど手抜き工事によるものですので、結果的には短期間での塗り直しが必要となり、返って高くついたというケースも少なくありません。必ず相見積もりで優良業者を選びましょう。

【コツその5】塗料のグレードを落とす

外壁塗装に使用する塗料は様々な種類があり、それぞれの特徴と耐久年数に違いがあります。

詳しくは「塗料の種類と特徴」でも解説していますが、比較的安価なのはウレタン、アクリル、シリコン、ラジカル制御の塗料です。ただ、ウレタンとアクリルは現在ではほぼ使用されていません。

その理由としては、シリコンより耐久年数が約半分程度であるのに対し、単価はそこまで差がないためです。

シリコンよりも耐久性の高い塗料もたくさんありますが、費用を抑えたい場合はシリコンがオススメです。シリコン塗料はすべての塗料の中でも最も人気の塗料であるため、安心といえるでしょう。

お得に活用!外壁塗装の助成金やローン

次に、実際に外壁塗装の費用を支払う際のお得な情報をご紹介します。助成金やローンを活用して、なるべく負担が少なくする工夫をご検討ください。

自治体の助成金の活用

自治体が外壁塗装に対し助成金を支給してくれる場合があるというのをご存知でしょうか?外壁・屋根塗装に関する助成金は、多くの場合、環境保護が目的になっています。

例えば、屋根塗装に使う塗料を断熱、もしくは遮熱塗料のような製品にすることで、夏季のクーラー使用を抑制し、地球温暖化につなげるという意図です。

地域によって異なりますが、国や市区町村が工事金額の一部を助成金という形で支払います。ただ、どのような場合にどのような支援を受けられるかは、専門的な知識が必要になります。

また、その助成金の対象となる市に登記上の店舗がないと申請できない場合もあるため、地元の塗装会社にご相談されるのをお勧めします。地元の塗装会社ですと、市町村の助成金などについて詳しい情報を持っています。

融資対象の工事の一例

・増築工事及び改築工事
・耐震改修・補強工事(耐震診断の結果、現行の耐震関係規定に満たないと判定されている住宅)
・屋根・外壁・室内などの修繕・模様替え工事
・高齢者等が快適な生活をするための設備を設ける工事
・給排水・衛生・暖房・厨房設備の修繕・改修工事
・電化設備設置工事(電気暖房、電気温水器、IHヒーター等の設置工事)
・太陽光発電システム設置工事(市で行っている補助金制度との併用も可能。但し、自ら居住する住宅で使用するシステムのみ対象)
・敷地内のロードヒーティング工事、外構工事、造園工事

補助金の申し込みの流れ

自治体の管轄部署へ申込み

金融機関への融資の申込み

工事計画審査の申請

工事の着手

工事完了の届け出

契約・抵当権の設定

補助金の受け取り

なお、申請にはたくさんの書類を提出する必要があります。これらを準備できるかどうかも、依頼する会社に相談しながら進めていく必要があります。

リフォームローンと分割払いの活用

外壁塗装の費用の支払い方法は以下のようなパターンがあります。

支払い時期 工事完了後、一括支払い
契約時の前金、工事完了後の残金払い
3分割(契約時・施工中・完了後)での支払い
支払い方法 現金
銀行振込
クレジットカード
リフォームローン

手持ち資金が少ない場合は、クレジットカードでの分割払いや、リフォームローンを活用したいところですが、クレジットカードが使える会社かどうか、事前に確認が必要です。

リフォームローンでは、銀行から住宅の増改築・修繕資金や、造園・車庫等の設置・修繕資金として借入ができます。住宅を購入する際の住宅ローンでもリフォームのローンを組むことができますが、住宅ローンに比べ、無担保、保証人なしで借入ができるため手続きが簡素です。

ただし金利が高くなりがちですので、工事費用をもとに住宅ローンと比較してどちらがよいか、金融機関にご相談いただくのがよいでしょう。ちなみにリフォームローンでも審査は必要です。

住宅ローン減税制度の活用

上記の住宅ローンを活用することになった場合、一定の要件を満たしたリフォーム工事であれば、税制の優遇制度を利用することができます。

住宅ローンの減税には、主に以下のようなものがあります。

・住宅ローン減税:工事費100万円超の住宅の増改築への減税
・バリアフリーリフォームローン型減税:バリアフリー改修工事への減税
・省エネリフォームローン型減税:省エネのための工事への減税

いずれも一定の要件を満たせば還付金が支払われるため、ローンをお考えの場合はこちらも含めてご検討ください。

各延べ床面積ごとの相場ページでは、使用塗料別、施工部位別に細かく価格相場を掲載しています。これを見るだけで、大体の施工金額がわかります。

また、相場だけではなく、塗装をした利用者の感想や施工金額、業者を選ぶポイントなど、生の体験を写真付きで掲載しています。

ありがち!費用を抑えるためにやってしまう5つのNG

最後に、費用を抑えたいがために、ついやってしまうNG行動についてご紹介します。

【NG.1】訪問販売の「キャンペーン」「モニター」という言葉で即決

まず訪問販売ですが、大幅に安くするというのは、手抜き工事の可能性や、最初に提示した金額を高めに出している可能性があると考えてください。絶対に即決してはダメです。

複数社見積りを取り、本当に安い金額なのか?を確認しましょう。訪問販売のよくある手口はこちら

【NG.2】塗装業者にしつこく値切りをする

過度な値切りについても注意があります。たとえ優良業者であっても、あまりに値切られると必要な工程をカットして予算内におさめてくる可能性があります。外壁塗装の原価から見る値引き可能な金額とは?

【NG.3】クレジットカードの「リボ払い」を選択する

リボ払いに関しては、ご存じのとおり元金がなかなか減らないため後で大変苦労されるでしょう。分割で支払いたい場合は、クレジットカードの分割払いやローンをご活用ください。

【NG.4】市販の材料で、自分で外壁を塗る

絶対にNGというわけではありませんが、DIYでやったために失敗したりケガをしたり、うまくいかずに短期間のうちに業者に依頼することになるなどのリスクが考えられ、結果的に支払い総額が増えてしまうことになるかもしれません。DIYをオススメしない理由はこちら

【NG.5】屋根と外壁の塗装を別で行う

屋根と外壁を別々で塗装すると総額が増える可能性があります。「今回は外壁だけ塗りなおそう」など部分的に修繕すると、どちらの工事にも共通して必要な足場の組み立てなどの費用が二度かかることになり、結果的には一度にやったほうが重複した費用が発生しなかった、というケースもあります。

これらの注意点を視野に入れながら、大切なお住まいのリフォームをご検討ください。

【まとめ】

安く抑えるコツは5つあります。

・現金払いにする
・塗装業者に早めに予約し、業者さんの都合に合わせる
・あえて人気のない季節に塗装をする
・複数社に見積もりを依頼し、見積りを比較し交渉する
・塗料のグレードをシリコンやラジカル制御にする

また、値引きではありませんが、まとまったお金を用意できない場合は、ローンで支払うことが可能な業者さんもいます。

ただし、費用を抑えるためでも以下の行為はダメです。

・訪問販売の「キャンペーン」「モニター」という言葉で即決
・塗装業者にしつこく値切りをする
・クレジットカードの「リボ払い」を選択する
・市販の材料で、自分で外壁を塗る
・屋根と外壁の塗装を別で行う

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外壁塗装は、安すぎず高すぎない適正相場があります。適正な相場を知りるためにも、1社のみの見積りで契約するのではなく、必ず2~3社の複数見積もりを取り比べることがオススメです。複数社を比べれば、明らかに安すぎる業者や高すぎる業者を見抜くことができます。
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