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クラック、ヘアクラックとは?

外壁塗装110番 アドバイザー 鈴木良太

クラックは、外壁にヒビ割れが起こる劣化現象です。チョーキングと違い、クラックが発生している場合は、早急に補修をした方が無難です。特に、03ミリ以上の場合や、横方向の場合は注意が必要です。業者に連絡をして、状況を確認してもらいましょう。

クラックの写真 クラックとは外壁の表面にヒビ割れが出てくる劣化現象です。ヘアークラックとは、塗膜部分に髪の毛サイズの線が入る程度の軽度のクラックを言います。

ヘアークラック程度なら問題ありませんが、それ以上のモルタルまで届いているようなクラックの場合は補修が必要になります。そのままにしておくとヒビ割れ部分から雨水が入り込み内部を腐食させてしまいます。また、RCであれば内部の鉄筋が錆びてしまい、膨張して破損する恐れもあります。

ヒビ割れの大きさによって補修方法が異なりますが、ほとんどの場合はシーリング材による穴埋めと弾性系塗料で対応できます。

クラックの大きさ別の補修方法

クラックの大きさによる補修方法の違い。業者によってもクラックの幅による対応は違うのであくまでも目安です。

ヘアークラック 0.3ミリ以下(ヘアークラック)
モルタルなどの下地まで届いていない塗膜のみにヒビが入ったものです。業者により対応も異なりますが、このくらいのヒビなら塗装で埋まります。
モルタルまでヒビ割れ 0.3ミリ以上~0.7ミリ以下
この幅のクラックになるとモルタルまでヒビが入っています。そのため、シーリング材を注入してしっかりヒビを埋め、微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。
モルタルの奥までヒビ割れ 0.7ミリ以上
ここまでの幅のクラックになると、そのままではシーリング材が奥まで入りません。そのためVカット工法を行ないます。ディスクサンダーという機械を使いヒビ割れを20センチ幅まで削り、シーリング材をしっかり注入してヒビを埋め、その後に微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。

クラックは縦方向か?横方向か?が重要

縦方向のクラックは、まだ雨水が内部に入り込みにくいですが、横方向は雨が入りやすいので注意が必要です。横方向のクラックが出ている場合は、雨漏りしていないか業者に確認してもらうことをオススメします。

クラックが起こる原因

・地震による建物の揺れ、震動
・凍結と融解の繰り返し
・建物の不同沈下
・新築時の手抜き工事

コールドクラック、低温割れとは?

コールドクラックとは、塗料の施工可能な温度以下で施工した場合に起こるクラックで、塗膜欠陥の一つです。JIS規格における定義では、塗料用語(JIS K 5500)「低温に曝された塗膜に起こる割れ。」と定義されています。対応する英語表記としては「cold craking」が当てられています。

塗料によって違いますが、多くの塗料は5度以下の施工は推奨されていません。コールドクラックは、このような環境で施工した場合に起こる可能性があります。

クラックに関する動画

Vカット工法

劣化現象に関するコンテンツ一覧

チョーキングとは、外壁を触ると手に白い粉が付く現象です。色あせの次に来る劣化現象です。

ガン肌とは、塗面がオレンジの皮の表面のような凹凸の状態になる劣化現象です。

硬化不良とは、塗料の既定の乾燥時間を守らないことによって起こる初期不良です。

塗膜欠陥とは、塗料を薄める、乾燥時間を守らないなどにより、期待耐久年数よりも早く劣化現象が現れることを言います。

ピックアップ

半年以内に外壁塗装を検討している方は以下のコンテンツを読むことをオススメします。外壁塗装で失敗しないために重要な、価格相場や業者の選び方、塗装に適した時期などを説明しています。

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