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幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。
硬化剤(こうかざい)とは?
【この記事の要約】
硬化剤とは、2液型の合成樹脂に混ぜることで、塗料を固めたり、様々な機能を持たせることができる材料です。塗料に弾性機能を持たせるような硬化剤もあります。
硬化剤とは、2液型の塗料に入れる材料で、塗料が固まるのを早めたり、硬くする役割があります。主剤と一緒に入れることで初めて機能を発揮することができます。
一度調合してしまうと、翌日には固まってしまい使用不可能になります。そのため、その日に使う分だけを調合し、使い切るようにしなければなりません。
硬化剤を入れれば入れるほど硬くなるわけではない
硬化剤という名前から「硬化剤は入れれば入れるほど、早く固まり強度も増すんですよね?」と思っている方もいますが、これは間違いです。逆に塗料に弾性機能を持たせる硬化剤もあります。
優良業者であれば計量器を使って正確に配合する
硬化剤は、混合比率をしっかり守ることが、塗料の耐久年数を長くするポイントです。そのため、計量器を使って正確に計ります。これは、主剤が持つOH基と硬化剤が持つNCO基を100%結合させることが必要だからです。
そのため、「塗料が乾けばいいんだから、時間をかけて乾燥させれば、硬化剤を入れなくても問題ないんですよね?」というのも間違いです。
業者が規定の混合率で硬化剤を混ぜたか確認する方法はあるのか?
正直言うと確認する方法はありません。そのため、しっかりとした優良な業者を探すことが一番重要です。「どんなに良い塗料を使っても、このような細かい混合率を無視すると意味がない」といわれる点でもあります。
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