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更新日:2024/02/23

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解説者鈴木良太【編集者・外壁塗装110番代表】
幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。

自分でできる台風の事前対策・準備

【この記事の要約】

台風は、強い風と雨をもたらし、建物や車などに重大な被害をもたらす場合があります。さらに、重大な災害が発生し人命に関わる被害が起こる可能性がある場合は、速やかな避難が必要です。

このページでは、台風の規模と強さ、事前にするべき対策、やってはいけない行動、非常時の持ち出し品リスト、警報の種類について紹介しています。また、台風におけるお家への影響について実例を用いてご説明します。

台風とは

台風は、北西太平洋もしくは南シナ海にある低気圧で最大風速が17.2m/s(秒)以上のものを指します。強風と大雨がセットで発生することが多く、それにより、様々な被害が起こる可能性があります。

台風の規模と強さ

台風は、大きさを「強風域」、強さを「最大風速」で表します。

強風域は、半径500キロ~800キロ未満で「大型」の台風になり、半径800キロ以上の場合は「超大型」の台風になります。

500キロ未満の場合は、特に表現がありません。

最大風速

風速とは、地上10メートルでどのくらいの速さの風が吹いたかを表し、10分間に吹いた風速の平均を「平均風速」と呼び、平均風速の最大値を「最大風速」と呼びます。

瞬間的に吹いた風は、「瞬間風速」と呼ばれ、平均風速の1.5倍程度になる場合が多いです。また、一定期間内で最も大きな瞬間風速を「最大瞬間風速」と呼びます。

台風の強さは、最大風速を基準にしており、33メートル~44メートル未満で「強い」、44メートル~54メートル未満で「非常に強い」、54メートル以上で「猛烈な」と表現されます。

風の強さ

風の強さは、平均風速によって分類されており、どの程度の影響や被害があるかを知ることが出来ます。

平均風速10m/s以上~15m/s未満

「やや強い風」に分類され、時速は50km以下で一般道路の自動車並みのスピードです。

人体への影響

風に向かって歩きにくく、傘がさせない状態になります。

屋外や樹木への影響

樹木の全体や電線が揺れ始めます。

走行中の車への影響

高速で運転している場合は、横風に流される感じがします。

建造物への影響

樋が揺れます。

平均風速15m/s以上~20m/s未満

「やや強い風」に分類され、時速は50km~70kmで高速道路の自動車並みのスピードです。

人体への影響

風に向かって歩くのが困難で、転倒する危険性があります。高所作業は落下する可能性があり危険です。

屋外や樹木への影響

電線がビュービューと鳴き始めます。

走行中の車への影響

高速で運転している場合の横風に流される感じが大きくなります。

建造物への影響

瓦屋根や看板などが剥がれる可能性があり、雨戸やシャッターが揺れます。

平均風速20m/s以上~25m/s未満

「非常に強い風」に分類され、時速は70km~90kmで高速道路の自動車並みのスピードです。

人体への影響

何かに掴まっていないと立っていられない状態で、飛来物が飛んでくる可能性があります。

屋外や樹木への影響

細い樹が折れたり、根が弱い樹が倒れる可能性があります。また、看板の落下や道路標識が傾くといった被害が出始めます。

走行中の車への影響

通常の走行が困難になります。

建造物への影響

瓦屋根の飛散、固定されていないプレハブ小屋のズレや転倒、ビニールハウスの破損などが発生します。

平均風速25m/s以上~30m/s未満

「非常に強い風」に分類され、時速は90km~110kmで高速道路の自動車や特急電車並みのスピードです。

人体への影響

飛ばされたり転倒する可能性が高いので、屋外にいるのは非常に危険です。

屋外や樹木への影響

細い樹が折れたり、根が弱い樹が倒れる可能性が高くなります。また、看板の落下や道路標識が傾くといった被害の確率も高くなります。

走行中の車への影響

走行中のトラックが横転する可能性があります。

建造物への影響

金属屋根の固定が不十分な場合は、めくれる可能性があります。また、仮設足場の固定が不十分な場合は、崩れる可能性があります。

平均風速30m/s以上~35m/s未満

「猛烈な風」に分類され、時速は110km~125kmで特急電車並みのスピードです。

人体への影響

飛ばされたり転倒する可能性が非常に高くなります。

屋外や樹木への影響

細い樹が折れたり、根が弱い樹が倒れる可能性が非常に高くなります。また、看板の落下や道路標識が傾くといった被害の確率も非常に高くなります。

走行中の車への影響

走行中のトラックが横転する可能性が高くなります。

建造物への影響

金属屋根の固定が不十分な場合は、めくれる可能性が高くなります。また、仮設足場の固定が不十分な場合は、崩れる可能性が高くなります。

平均風速35m/s以上~40m/s未満

「猛烈な風」に分類され、時速は125km~140kmで特急電車並みのスピードです。

人体への影響

飛ばされたり転倒する可能性が非常に高くなります。

屋外や樹木への影響

樹の多くが倒れます。また、電柱や街灯も倒れる可能性があります。

走行中の車への影響

走行中のトラックが横転する可能性が非常に高くなります。

建造物への影響

外壁材が広範囲に剥がれる可能性があります。

平均風速40m/s以上

「猛烈な風」に分類され、時速は125km~140kmで特急電車並みのスピードです。

人体への影響

飛ばされたり転倒する可能性が非常に高くなります。

屋外や樹木への影響

樹の多くが倒れます。また、電柱や街灯も倒れる可能性があります。

走行中の車への影響

走行中のトラックが横転する可能性が非常に高くなります。

建造物への影響

木造の倒壊や鉄骨構造物の変形が起こる可能性があります。

雨の強さ

台風は雨を伴うことが多く、雨の強さは、1時間の雨量で表現されます。

10㎜/h以上~20㎜/h未満

「やや強い雨」に分類され、ザーザーと降っているイメージです。

地面一面に水たまりができ、地面からの跳ね返りで足元が濡れたり、雨の音で会話が聞き取れないといった影響があります。

20㎜/h以上~30㎜/h未満

「強い雨」に分類され、どしゃ降りのイメージです。

傘をさしていても濡れ、車のワイパーを使用しても視界が悪くなります。また、寝ていても雨が降って気づくようになります。

30㎜/h以上~50㎜/h未満

「激しい雨」に分類され、バケツをひっくり返したイメージです。

道路に水が溜まって川のようになり、車のブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が発生します。また、山崩れやがけ崩れが発生する可能性があります。

50㎜/h以上~80㎜/h未満

「非常に激しい雨」に分類され、滝のように降るので、水しぶきであたり一面が白くなり視界が悪くなります。

車の運転は非常に危険で、山崩れやがけ崩れに加えて土石流など災害が発生する可能性があります。

80㎜/h以上

「猛烈な雨」に分類され、息苦しいような圧迫感あり、恐怖感を感じます。

大規模な災害が起こる可能性があるので、避難指示に備える必要があります。また、道路が冠水して歩けなくなる場合があるので、早めの避難を検討する必要があります。

事前にするべき家の中と外の対策

台風の雨風によって、住宅が被害を受ける可能性があるので、事前に対策を行うことが望ましいです。

雨樋・側溝・排水口の対策

雨樋や排水溝には、降った雨を外へ排水する役割がありますが、ゴミや枯葉等が詰まっていると雨水が流れずに、正しく排水することができなくなってしまいます。

そのため、事前に掃除をして水はけを良くすることが重要です。

もし、詰まりがある状態で台風が来ると、大量に流れ込んだ雨水が溢れ出して逆流し、屋内に漏れて浸入してくる恐れがあります。

風で飛ばされそうな物の対策

庭やバルコニーに植木鉢・バケツ・物干し竿などがある場合は、強風で飛ばされる可能性があります。

強風で飛ばされると、窓ガラスが割れる可能性があるので非常に危険です。また、2階以上のベランダから物が落下した場合は、通行人に当たってケガをするなど、重大な事故に繋がる可能性があります。

そのため、屋外にあって固定されていないものは、一時的に屋へ待避させるか、ネットやロープ等でしっかりと固定しておくことが大切です。

屋根の対策

屋根の上に登ってチェック・対策するのは非常に危険ですので、専門業者への依頼することをオススメします。

日本瓦の場合

まずは根瓦がずれていないか、ひび割れしていないかチェックしましょう。瓦は飛んでしまうと凶器と化すので、ご近所さんに被害を与えないためにも確認が必要です。

また、経年劣化している瓦は落下する可能性があるので、差し替えや葺き替えなどのメンテナンスを行う必要があります。安価に対策する場合は、シーリングで瓦同士を接続する「ラバーロック工法」が有効です。

スレート屋根の場合

経年劣化しているスレートは、強風に煽られて割れる可能性があるので、ビスでの固定や補修が必要です。

外壁の対策

補修には、専門的な知識が必要になるので、専門業者へ依頼をオススメします。

サイディングの場合

外壁にヒビや浮き上がりや発生していたり、目地のシーリングが劣化している場合は、隙間から雨水が外壁内部へ浸入する可能性があるので、補修が必要です。

モルタルの場合

大きなクラックがある場合は、雨水が浸入する可能性があるので、補修が必要です。

フェンスの対策

フェンスのビスが緩んでいると支柱から外れることがあるので、締め直す必要があります。また、控え柱を追加で設置してフェンスの強度を上げることで、倒壊を防ぐことができます。

ただし、強風に耐えられない可能性もあるので、フェンスを外して倒壊などの被害を予め防ぐのも一つの方法です。

窓の対策

台風で窓が割れる原因は、強風ではなく、飛来物がぶつかることによる破損です。

窓を飛来物から守るには、雨戸やシャッターを降ろすことが有効です。そのため、事前に雨戸やシャッターがきちんと閉まるか事前にチェックしておくようにしましょう。

ただ、地域や建物によっては、雨戸やシャッターが無い住宅があります。そのような時は、ガラス飛散防止フィルムを貼っておけば安心です。

もしガラス飛散防止フィルムが用意できない場合は、窓ガラスの外側、もしくは内側からダンボールを貼り付けることで、ガラスの破片が飛び散るのを防ぐことができます。

ダンボール以外でも、ガムテープを米の字に貼ることでガラスの飛散を抑えることができますが、ダンボールに比べて効果は薄いです。

ドアの対策

玄関ドアの下部に雨水が吹き込む可能性があるので、新聞紙やタオルなどで隙間を埋めて対応します。

また、突風によってガタつきが発生する事があります。その場合は、バーロックにボールペンなどを詰めてドアを固定することで、ガタつきを防ぐことができます。

床上の浸水対策

床上浸水は、室内の床や家財が水没するので、従来の生活をすることができなくなるため、非常に大きな被害をもたらします。

床上浸水を防ぐためには、土のうや水のうが有効です。土のうは、玄関や門などの水が流入する箇所に設置し、水のうは、玄関や門などに加えて、排水口を塞いで逆流を防ぐのにも適しています。

事前にするべき車の対策

運転の際に避けるべき場所

車を運転する際は、既に冠水した道路や冠水する可能性があるアンダーパスや鉢状の道路、川や海沿いの道路を避ける必要があります。

山間部や傾斜地は、地盤が緩むので、土砂崩れや崖崩れが発生する可能性があり、巻き込まれるだけではなく、道路が寸断される可能性もあります。

一本道の開けた道路や高層ビルが密集している場所は、遮蔽物が無いので風の影響を受けやすいので注意が必要です。

駐車の際に避ける場所

駐車する際は、冠水する可能性がある川や海沿い、低地を避けて、高台などの冠水する恐れが少ない場所に停めましょう。

また、山間部や傾斜地の土砂崩れや崖崩れ、遮蔽物の無い場所の強風、建築現場や老朽化した建物の落下物などにも注意が必要で、できれば、室内に駐車した方が安全です。

車用のカバーを使用する

車用のカバーを付けることで、万が一、飛来物によってフロントガラスなどが割れた場合に、車内への浸水を防ぐことが出来る場合があります。

ただし、強風によって車のボディが擦れることがあるので、裏起毛でサイズの合ったカバーを使用することが重要です。

車両保険

車両保険は、物がぶつかって出来る破損だけではなく、水没も補償範囲内です。

また、保険を使用すると等級が下がって保険料が高くなりますが、台風被害の場合は、1等級のダウンで事故有係数の適用期間が短いので、割高となる保険料が少ない特徴があります。

これだけあれば安心!非常時の持ち出し品リスト

万が一の時に備えて、次のような物を準備しておくようにしましょう。

・飲料水
・食料品(カップラーメン、缶詰、ビスケットなど)
・貴重品(通帳、印鑑、保険証、現金)
・救急用品(消毒液、ばんそうこう、包帯、常備薬など)
・レジャーシート
・毛布タオル
・衣類
・ポリ袋
・ウエットティッシュ
・簡易トイレ
・洗面道具
・ローソク
・ライター
・携帯ラジオ
・軍手や手袋
・懐中電灯
・電池
・携帯電話充電器
・モバイルバッテリー

事前に避難場所を確認しておきましょう

迅速かつ安全に避難ができるように、自宅や勤務先からの避難場所と避難経路を予め確認しておきましょう。

避難場所や安全な避難経路は、国土交通省が提供している「全国自治体ハザードマップ」や「ハザードマップポータルサイト」、各市町村が用意する「防災情報マップ」で確認することができます。

避難場所は、イオンなどの一部の商業施設も避難場所の対象となっていますが、災害の種類によって、避難場所が異なる場合があるので注意が必要です。

これはやってはダメ!台風接近中における危険な行動

強い台風が上陸した際に、よく発生する死亡事故が3つあります。

用水路の見回り

1つ目は、田んぼなどの用水路の見回りです。増水した用水路は道路と境目がわからないので、落ちて足を取られて水路に落ちる事故が起こります。

港湾の見回り

2つ目は、港湾の見回りです。防波堤や波打ち際は、高潮が発生して攫われる危険があります。

屋外作業

3つ目は、屋外作業、特に屋根に登った作業が危険です。暴風や突風による落下事故や飛来物による事故が発生する危険性があります。

気象庁が発表する警報の種類

警報は、気象庁が台風や地震など、重大な被害が起こる可能性がある災害に対して発表し、危険性に応じて3つの種類に分かれています。

注意報

注意報は、災害が発生する恐れがある際に発表される警報で、大雨注意報、洪水注意報、強風注意報、波浪注意報などがあります。

警報

警報は、注意報よりも危険性が高い災害が発生する恐れがある際に発表される警報で、大雨警報、洪水警報、暴風警報、波浪警報などがあります。

特別警報

特別警報は、数十年に一度の非常に危険な現象が起こる可能性がある際に発表される警報で、直ちに命を守る行動をとることが推奨されます。大雨特別警報、暴風特別警報、波浪特別警報、高潮特別警報があります。

「避難指示」「避難勧告」などは各自治体ごとに発令

避難指示や避難勧告は、各自治体が避難準備、避難勧告、避難指示の3段階に分けて発令します。

避難準備

避難準備は、避難勧告や避難指示に事前準備として発令されます。避難の準備を促す、又は、高齢者や小さな子供など、避難に時間を要する者は避難を推奨しています。

避難勧告

避難勧告は、被害が予想される地域の住民の対して避難を促すために発令されます。避難準備よりも緊急性が高く危険なため、迅速は避難が必要です。

避難指示

避難指示は、すぐに被害起こる、もしくは、すでに被害が起こっている際に発令されます。人命に関わる被害が予想されるので、直ちに避難が必要です。

建物への台風被害の実例

実例01.屋根材(瓦やスレート、トタン)の吹き飛び

築15年以上経過すると、建物の経年劣化による屋根材の傷みが出てきます。

よくある事例で、建物と屋根材を繋ぐ金具部分が、夏冬の温度差の影響で伸縮を繰り返し、外れやすくなったところに台風が来て、屋根材が吹き飛んでしまうことがあります。

また、近年では格安住宅等が増え、屋根瓦の手抜き工事の結果、接着が悪く、台風などの強風で瓦が部分的に飛んでしまう事例もあります。

実例02.雨仕舞への影響からの雨漏り

雨仕舞(あまじまい)とは、建物内部に雨水が浸入しないための防水施工のことを言います。

例えば、

・屋根に勾配をつける
・軒(のき)を深くする
・庇(ひさし)をつける
・雨水の流れる経路を作る

などがあります。この部分に、台風などの強風で飛んできた物が当たり、穴が空いたり凹んでしまったりすると、本来の雨水を排除する機能が失われて雨漏りの原因となります。

また、屋根材の下の防水シートが劣化していたり、スレート等の屋根材にヒビ割れがあった場合、台風の強風を伴う豪雨で、雨水等の水分が建物の構造内に浸入して、室内への雨漏りの原因となります。

実例03.外壁の欠損・損壊・吹き飛び

サイディング等の外壁材や外壁周りで使用している構造材が、台風による強風で損壊してしまうことがあります。

また、外壁の損壊部分から雨などの水分が建物に浸入すると雨漏りの原因になり、建物の劣化を早める原因となってしまいます。

こうなると、部分的な補修が難しくなり、外壁全体を張り替えるなどの大がかりなリフォームが必要になる可能性もあります。

実例04.強風で吹き飛んできたものが建物にぶつかっておこる被害

台風などの強風により、近所の建物の破損した物が飛んできたり、木や電信柱などが倒れてきて、お家に当たり破損することもあります。

屋根や外壁に当たると、割れてしまったりヒビ割れが起こります。そこから雨などの水分が入ると雨漏りの原因になります。

また、破損した物が窓ガラスに当たって割れるというケースも多くあります。

火災保険を使って外壁塗装?

台風被害があった後に多いのが「保険金が使える」と言って、リフォームを勧誘する詐欺です。近年トラブルも増加しているので注意が必要です。

もちろん、台風により建物に被害が出た場合は、火災保険を使って補修することは可能です。

建物と家財それぞれ火災保険適用になりますので、建物自体の損害だけではなく、雨漏り等で家財道具が壊れた場合でも適用されます。ただし、飛んできた物での建物被害においては、「不可抗力」として損害補償が適用されません。

また、火災保険の種類やプランは保険会社により様々で、損害金額が20万円を超えた場合しか補償の対象とならないということもあります。

火災保険が適用される条件や補償範囲は、保険の種類や被害状況などによっても異なるので、必ずしも火災保険を利用して外壁・屋根塗装ができるとは限りません。

そのため、業者の言葉だけを鵜呑みにせず、まずは被害の内容をしっかりと把握したうえで、保険会社に状況を相談することが重要です。

⇒ 火災保険を使って外壁・屋根塗装をする際の注意点はこちら

建物ではないですが、お持ちの車が洪水、冠水によって損害を受けた場合は、自動車保険の車両保険で補償の対象となります。

まとめ

台風は、強風域と最大風速で規模と強さを表し、風と雨によって様々な被害をもたらします。

台風被害から住宅を守るために、屋根や外壁のメンテナンスや窓やフェンスの対策が重要で、車への被害に対しては、室内への駐車や車両保険が非常に有効です。

また、避難勧告や避難指示が発令された場合は、身の安全を確保する為に避難しなければなりません。避難経路と避難場所を事前に確認し、迅速かつ安全に避難することが重要です。

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